SPECIALIST COLUMN 医師ら専門家のスキンケア指導方法

スキンケア指導について、皮膚科医にインタビュー!

スキンケア指導を必要とする患者さんは?

ご相談をよく受けるのはニキビ患者さんですね。最近はネットでの情報が豊富で、すでに色々試された上でご相談においでになられるので、まずは過度なスキンケアをしていないか?お聴きすることにしています。

具体的にどのようにスキンケア指導していますか?

まずは肌質を確認します。ニキビ患者さんの多くはニキビ=脂性肌という感覚を持たれる方も多く、脂分を取るケアのしすぎで肌が乾燥してしまい、ニキビの悪化だけでなくかゆみなどの肌トラブルを引き起こしている方もいます。
逆に若い方でも乾燥がダメ!と言うネット情報から過度な保湿で肌がベタベタになってかえって悪化している方もおられます。
スキンケア製品については、基本的にご自身が使っておられるもので、使用できるものは継続していただき、不要なものを避け、必要なものを追加していただいてます。また使用方法も人それぞれで、洗顔を何度も行っていたり、こすり洗いをされていることも多いので、皮脂が多いところだけ泡立てたフォームで優しく洗う、などの指導は行うようにしています。

ステロイド軟こうや保湿剤など治療薬が処方されているときは、スキンケアはどうするように指導していますか?

外用剤を使っていただく場合、肌が荒れて一時的に普段のスキンケア用品がしみたり、塗ると赤くなるような時、患者さんはそのスキンケアが合わないと思われ全てやめてしまわれることがあります。ただ多くの場合、肌が荒れて一時的に使えなくなっているだけで、それらスキンケア用品が合わない訳ではないことが多いので、しみたりするものだけ一時お休みして数日だけ薬を集中的に使って肌荒れを治していただきます。落ち着いてきたら、スキンケア用品を一種類ずつ元に戻して頂くようにしています。

スキンケア指導すると、治療の効果はどうですか?

多くの方は肌の具合はかなり良くなられます。
ただ、お薬の使用方法を当初しっかりご指導しても一度の診察で全て理解されるのは難しく、治療効果があまり出ない方もおられるので、効かない!と言って再診された方にも、何回も使用方法をしつこくご説明するよう心がけています。ただ患者さんと、私たちの治療効果に対する満足度にはしばしばギャップを感じることがあります。その差をもっと埋めれるようになればなあと日々模索中です。

患者さん側からスキンケアについてお聞きしても大丈夫ですか?

もちろんです。ただ、最近は海外製のスキンケア用品も多く、全てしっかりお答えすることが出来ないこともありますが、一緒に悩みについて考えていければ良いなと思っていますので気軽に聞いてもらえたら嬉しいです。

細原 圭子 先生この記事を書いた人

地域の肌トラブルでお悩みのみなさんに、一般的な皮膚治療をおこなうことを基本としています。またシミ取りなどの美容も患者さんのご希望に添えたらうれしく思います。ご遠慮なく何でも聞いてください。

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